1993年5月 阿出川隆之が水槽飼育向け海洋生物の養殖を目指し単身石垣島に渡り、海人(ウミンチュ)の請盛宏明と出会う。

1996年9月 阿出川隆之と請盛宏明の2名で(有)シーピーファームを設立。海洋生物の通信販売及び海洋調査業務を始める。

1998年4月 ソフトコーラルの分割活着による増殖技術を開発。この技術はその後『ソフトコーラルの突き刺し式分割活着増殖方法』として特許を出願する。

1998年8月 ソフトコーラルの海底への移植放流技術を開発し、環境汚染によりこれら死滅した海域への移植放流活動を始める。

1999年5月 石垣市伊原間でサンゴ養殖場の建造を開始する。

1999年6月 『造礁サンゴの閉鎖式屋外飼育池での養殖について』というテーマで国の『課題対応新技術研究調査事業』に採択され研究調査事業を行う。

2001年6月 『造礁サンゴの移植方法及び馴化装置』として造礁サンゴの移植方法について特許を出願する。

2001年7月 『造礁サンゴの閉鎖式屋外飼育池での養殖について』というテーマで『平成13年度課題対応新技術研究開発事業』に採択され研究開発事業を行う。

2001年7月 石垣島の海にサンゴを移植放流する自然保護活動『コーラルアクション』を開始する。

2002年10月 サンゴの移植放流を中心とした環境保全活動を行う特定非営利活動法人(NPO法人)『コーラルアクション』を設立する。

2003年9月 沖縄振興開発金融公庫より出資を得て資本金4300万円の株式会社に組織変更する。

2004年5月 造礁サンゴの養殖技術において従来の方法より改善された画期的方法を考案し『被膜式サンゴの養殖方法』として特許を出願する。

2005年8月 『珊瑚移植技術に関する研究』の共同研究契約を三菱重工業(株)と契約し、浮桟橋への珊瑚移植事業を展開する事となる。

2005年8月 石垣市伊原間のサンゴ養殖場の二期工事が終了しサンゴ養殖事業が本格的に稼働する。